メンタル環境を変えて英語力をブーストする!

英語

こんにちは。

今日は私が留学(というか海外生活全般)で、英語力の向上のためものすごく重要だと思うことを語ってみたいと思います。

英語を学習している人はやっぱり留学に憧れていたり、
留学したい!というモチベで日々英語トレーニングに励んでいる人が多いですよね。

国際化がどんどん進んでいる昨今、海外留学に対するハードルは年々下がってきているように思います。

でも悲しいかな、たくさんの留学経験者をみていると
何年間も海外にいたのにほとんど英語を話せない人もいる一方で、半年でペラペラになって帰ってくる人もいます。

留学の期間と英語力の伸びは必ずしも比例しないということですね。

もちろん個人個人の努力の度合いが一番重要なのでそんなことは当たり前だなとも思うのですが、
私は他の大きな要因として

メンタル環境

というものが英語力の伸びに大きく影響していると考えています。

この言葉は私の造語です。笑
単に「環境」という言葉と区別するために使っています。

メンタル環境とは

まずは単なる「環境」という言葉ですが、これは外部的、物理的な周囲の状態を意味するものだと考えます。

留学でいうと、
現地の地理的、文化的な特徴、住んでいる人々、普段関わる人たちなどです。

いうまでもなくこれらの環境は留学においてはとても大切だと思います。他言語の環境に身を置いてこそ言語習得が効率的にできるわけですから。

「メンタル環境」とは、こういった外部的な環境とは反面
自分のメンタリティが意識的、無意識的問わず帰属している環境のことを指します。

例えば

「自分は〜の一員だ」
「自分は〜の仲間達といつもつながっている」

みたいなことを日常的に意識していれば、その人のメンタル環境はそのコミュニティにあるということになります。
例え実際に物理的に置かれている環境が全く別であったとしても、です。

「環境」と「メンタル環境」の2種類がある

留学に失敗する人のメンタル環境

留学にせっかく行っても英語力を伸ばすことができずじまいになってしまう人はその多くが
留学中もメンタル環境が日本のままになっていることが多いと私は感じています。

海外で生活しているのに日本人とばかりつるんでいたり
日本の友達や知り合いとずっと電話していたり
いつも日本の映画やyoutubeのコンテンツばかり見ていたり
日本の常識、価値基準でばかり物事を判断したり
日本のことばかり四六時中考えていたり……..etc

こういう生活を現地で送っている人は、
身体は現地の環境の中にいてもメンタル環境は日本にいるままです。

せっかく外部の環境が英語力を上げるための宝庫のようなものなのに、
頭や心の中は日本と強く結びついたままなので
英語の環境にどっぷり浸かりきるという行為にいまいち身が入りません。

メンタルが日本に属したままである以上、
英語やその環境をどうしても非日常なもの、イレギュラーなものとして認識してしまい
それ故に全身全霊で英語の環境に染まりきることができないのですね。

アメリカに住んでいてもメンタル環境が日本のままという状態。
メンタルが常に日本の方を指向していて、英語の環境にいるという利点を英語習得に活かせていません。

留学に成功する人のメンタル環境

反面、留学で大きく語学力を伸ばす人は
メンタル環境まで現地に染まり切ってしまう人が多いと思っています。

こういった人は留学中、何事も日本の価値基準で判断するのをやめ、
現地の価値基準、モノの考え方を一旦全身で受け入れます。

そして日本のコンテンツにばかり接したり日本人とばかりつるんだりすることも控え、
自分の生活における日本要素を抑えようとします。

自分の中で一旦価値観を180°転換してしまうというのは口で言うほど簡単なことではないとは思います。

アメリカに住んでいてもメンタル環境もアメリカな状態。
心身ともに英語の環境にどっぷり浸かり込んでいて、英語力が爆発的に伸びる理想的な状態です。

私たちは生まれながらに日本要素だらけの環境で生まれ育っているので、
メンタリティまでそこから離れてしまうというのはストレスもある程度かかるし居心地悪く感じてしまう人も多いでしょう。

しかしひとたびこのメンタリティの転換ができれば、語学習得のスピードは急激に上がります

メンタル環境まで現地になれば英語を自分の人生におけるイレギュラーなものと認識するような無意識もなくなり、
英語が日常で当たり前のものとして意識できるようになります。

思考まで英語でする英語脳もぐんぐん鍛えられていきます。

英語脳に関する解説はこちらです。

また

言語は文化を映す鏡

とも言われているように、文化を学び、理解することで言語の言い回しの特徴、クセなどの理解も深まります。

そういった側面でもメンタル環境を変えることは言語習得に圧倒的に役に立ちますね!

まとめ

・外部的な状態を表す環境という言葉の他に、自分のメンタルが内在的に意識、認識している「メンタル環境」という概念がある
・海外滞在で英語力が伸びない要因として、メンタル環境は日本のままというケースが非常に多い
・メンタル環境も現地のもの、英語のものに転換することで、英語習得は圧倒的にスピードアップする

コメント

タイトルとURLをコピーしました